完全室内飼いついて

「こちら肉球クラブ」では、里親さんになって頂いた方皆様には必ず完全室内飼いで猫を飼育して頂くようにお願いしています。

猫はもともと建物の中で生活していた生き物です。
今のような住宅事情ではなく大きな建物の中ではありましたが、例えばお寺とかお城とか大きな農家とか現代では工場や施設などでネズミ取り用に飼育されていたものがだんだんとペット化していったようです。そのため猫自身は非常に室内を好みます。人間の勝手で外に追いやり外の生活を覚えた事で縄張りを外に持ち、習性としてその縄張りを一日に何回か見回りに行くという事から家と外を行き来するようになったという事です。
それならば、お家の中を縄張り化してしまえば猫は外に出る必要はなくなります。縄張り争いによる喧嘩もなくなり怪我はしません。野猫との接触で病気をうつされてくることもなくなります。ワクチンはもちろんしてあってもワクチンにない病気に感染することもありますので、最も有効というわけではありません。
また、一番は交通事故による不慮のあっという間の死です。これが猫にとっても飼い主さんにとってもこんな悲しい事はありません。
また、糞尿の被害ということで近所から苦情も出ます。猫が嫌いという人のほとんどがこれです。駐車場の車や家の壁を傷つけるなど文句を言い出したらきりがありません。ご近所とはなるべくトラブルは避けたいものです。
糞尿の始末やお掃除等は地域猫もそうですが、いくらやっても評価されません。家の猫がやったかどうかわからないのにそのせいにして裁判にという事にもなりかねません。傷つけた車の塗装の弁償していたり盆暮れの贈り物など気を使っても白い目で見られてしまいます。
それなら最初から外に出さないで可愛がってあげましょう。(*^-^*)
そんな理由から完全室内飼いを勧めています。
では、どうやって完全室内飼いをするかというと、ケージは大き目の物を用意してください。猫は立ての移動が好きなので2段か3段の棚のある物がいいです。下にトイレも置けますので、その中で快適に自分のベッドスペースとして過ごせます。
それから、キャットタワー、トンネル、つぐら等の遊んだり休んだりできるものもあると猫達は喜びます。おもちゃも追いかけたりじゃれたりできるものも数個あるといいですね。
お家の中もなるべくあちこち危険のないようにして自由に過ごせるようにしてあげましょう。
本棚の上、タンスの上等高い所は最も嬉しい場所です。
廊下を走り回ったり階段を駆け下りたい若い猫にはエネルギーの発散すべて遊び場になるので危ないものは片づけて、好きに走れるようにしてあげるといいですね。
年を取ってくるとそこまではしなくてもいいので落ち着いた静かなスペースを確保してあげると好いと思います。
トイレは何ヶ所か置いてあげるのも配慮ですね。
どの猫もそうですが若いうちは元気がいっぱいです。もし外に興味があるようならハーネス・リードを使って迷子札を必ずつけて一緒にお散歩もいいですね。猫といっしょのお散歩結構増えているようですよ。
また、キャリーバッグをつかってのドライブも車の中なら自由にしてあげれば猫も嬉しいですね。一緒にあちこち旅行されている方もいます。

完全室内飼いに抵抗のある方、絶対拒否という方には強制できるものではありませんが、このようなことからよくお考えになって是非ご検討下されば幸いです。
あくまでも里親さんの自己責任ですができれば悲しい思いはしたくないですよね。事故・病気・迷子・そしてトラブルなどからも猫達を守ってあげてください。
都会でも田舎でもそれは同じ事です。人間の側の考え方を変えていかなくては悲劇は繰り返されます。
かつて猫達はお家の中だけでのんびり暮らしていた生き物であること、外に追い出して頭数を増やし野猫をつくってしまったのは人間の側である事を思い出して下さい。
完全室内飼いは猫を閉じ込めるのではなくそういう意味があるという事です。
全国的にも、お医者さんも動物のボランティア団体も今この考え方を奨励しています。




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